人手不足

労働環境と恋のチャンス

医療現場での出会いや恋について、さらにはナースの癒しついて語りましたが、医療現場の殆どは時間と人手不足と闘っています。

医療業界において勤務医は劣悪な労働環境に晒されていることは一般にあまり知られていないようです。医師のイメージは優雅なもの、と私たち部外者は思っているのですが、実のところ勤務医はブラック企業で働く労働者を彷彿とさせます。過労死寸前まで働き続ける過重労働を余儀なくされている勤務医の実態は以下の様なもので、今後、何らかの対策が必要とされています。

一般の労働者は労働基準法によって長くても週48時間までとされていますが、勤務医の労働時間はこれを大きく上回ります。日本の医療は医師の長時間労働によって支えられていると言ってもオーバーではありません。

男性勤務医の平均労働時間は20歳代後半で85時間、60歳代で48時間、女性医師は20歳代後半で78時間、60歳代で40時間となっています。若年男性医師の長時間労働が特に顕著です。女性医師は体力的にも重労働は困難で男性医師よりも労働時間は少なくなっていますが、結婚・出産・育児と負担も多く、若年女性勤務医についても過重労働であることに変わりはありません。

勤務医は夜間の当直業務の後も引き続き通常の日勤業務を行う結果、連続36時間勤務というのが日常的になっています。

看護師と異なり、勤務医の就業については交替勤務を前提とした雇用がなされないので交代で休みを取ることができないことが長く慣例化しています。看護師についても慢性的な人員不足により超過勤務が常態化しています。このような労働環境を改善するためには大幅な医師数増員と交替制の推進が必要で、とくに女性医師に対しては就労支援を行うことが重要です。

しかし、別の話になるが、疲れているドクターに近寄るチャンスとも思える。意中のドクターがいる看護師は、いつなんどきでも側に居て支えてあげてはどうでしょう。

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